第1回後半 MPC LIVEでトラックメイク
でんおです
前回
ドラム編、上ネタ編、ベース編と
3つの項目に分けて作業行程を載せていきました。
今回はMIX編、マスタリング編です
MIX編
はっきり言うと自信ありません!
MPCのエフェクトはリバーヴだったら細かいSIZEだったり、マスターMIX、hi loのかかり具合の調整が難しく感じました。
これはDTMから入った僕だから感じる事なんでしょうけどね
そもそも、 曲数を重ねていないので
「モニターヘッドホンでモニタリングする際に、MPCのマスターの音量設定はどのぐらいにするか」という事も難しいんですよ
何故か、というと
前回にも書きましたが大体トラックメイカーはモニタリング際に自分の中で目安となるモニタリング方法を模索してロジックというか、セオリーを持っていると思うんですよね
それを掴むにもそれなりの曲数を重ねないといけない。日々精進…
そこで、結論:難しい という判断に至りました
しかし、避けてはMPCプレーヤーの道は通れません。
MIX行程は
・音量つまみは半分で統一しそこからいじらない
・各々のネタを一定のベロシティでまず弾いてみて ネタのゲインの調整を行う
(シーケンス完成)
・ドラムにコンプレッサーをかけ、音圧と音の尖りを修正
・上ネタはパーカッションがいい感じでステレオで散っていたので、コーラス系のエフェクトをかけ、ステレオエンハンスすることで、音の広がりを増幅。
・ベースはローパスフィルターをかけて、低音の響きを増幅。
・それぞれの音が主張しつつも、お互いの音を潰さない、トラック音量をトラックミキサーで調整
ってな具合で、文字に書き起こすと途方もないですが、まだまだ書き足りない事を作業中に行っていますね
MPCでのトラックメイクの流れで
例えば、ネタを集めて、シーケンスを組み、まず鳴らしてみる
ある程度の所で、欲しい音が出てくる
その音を入れた後に、再度曲を通して聴いてみる
この時、音量バランスをエフェクトで行なっていた場合、エフェクトとトラックMIXをまた調整しないといけない
音数が増える度に、やり直しやり直しだから、効率も下がっちゃいますよね
ある程度、頭で曲の構成と自分のセオリーのモニタリングを持っている必要がありますよなぁ
マスタリング編
はい、マスタリングはもうCUBASEにしました。
慣れたDAWと機材で聴かないと、エクスポートした時に「あれ?音小さくね?音圧も稼げてないし、ノイズも気になるなぁ」とそれら修正するには、どうするか考えるとDAWがやはり便利ですね。
そもそもEQも音作りでは、大切なんだ
MPCだけで作るんじゃ無かったんか!
とツッコミが入りそうですが
オーディオインターフェース通した、イヤホンから出る音と
PCに直接イヤホン繋いだ音は全く違いますよね?
これは、機材を通っているからなんです
この機材を通すのが、本当に重要で
慣れ親しんだ機材、例えば手に持ってるスマホで自分の作った曲を聴いてみて下さい。
多分「アレ?こういう風に聞こえるんだ」とギャップを感じると思います
そのギャップを少なく少なく、マスタリングでは修正を重ねて重ねて
上述してある通り、僕にもセオリーがあってそれが、CUBASEでモニタリングする事だったって事ですね
長くなりましたが、こんな感じですね
色々な研究と曲数を重ねて、色々な人の考え方に触れて、新たな発見と音に出会う
その積み重ねが大事なんだと思います
MPCたのしー!
読んでくれた人、ありがとう!
↓今回完成した曲です。聴いてみてね↓